アンソロジー・作品再録本
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あの日、あの味「食の記憶」でたどる昭和史
珠玉のエッセイ66編
あの日、あの味

「食の記憶」でたどる昭和史

発行・月刊「望星」編/東海教育研究所
発売・東海大学出版会
刊行日:3月29日
販売価格:1,680円(税込)

【内 容】

そうだった。
こんなものを、あんな思いで食べていた……。
66人の食のエッセイから「昭和」という時代までもが見えてくる。
月刊「望星」(ぼうせい)発行・東海教育研究所 発売・東海大学出版会
連載中のリレーエッセイ“あの日・あの味”
2001年4月号〜2006年10月号掲載分を一冊の本にまとめています。
2005年1月1日 2月号
“あの日・あの味”(47)「甘露のおにぎり」収録。

玄侑の他、常盤新平、児玉清、やなせたかし、鎌田慧、倉嶋厚、赤瀬川原平、立原えりか、宝井馬琴、村松友視※、出久根達郎、南伸坊、白石かずこ、ねじめ正一氏ら66名の作品が収められています。
(※「視」のネ=「示」偏)
《目次》
◆まえがき
「食うこと」が大変な時代があった……戦前・戦中の記憶から
(昭和元年〜二○年)
ツンと鼻をつく刺激臭 井出孫六(作家)
塩鮭と糟汁  常盤新平(作家)
シャーベットの魅惑 三木 卓(詩人)
日本の味の美学 栄久庵憲司(GKデザイン機構会長)
兵隊と食べもの 伊藤桂一(作家)
大和煮 池部 良(俳優、エッセイスト)
飢えはおふくろより強し 樋口恵子(評論家)
ガルボの唐揚げ 中野孝次(作家)
玉子とニワトリ 山川静夫(エッセイスト)
全ての子どもに母の手料理を 中村桂子(JT生命誌研究館館長)
バター・シュガー・コーン 児玉 清(俳優、エッセイスト)
一皿の五目飯 松永伍一(詩人)
ジャガイモとグラマンと 永山久夫(食文化史研究家)
手まり唄と梅干し  林 京子(作家)
紅いコーリャン  小野耕世(作家)
復興を支えたそれぞれの食事情……敗戦後の困難の中で
(昭和二○年〜三○年)
黄色い夏ミカン 白井佳夫(映画評論家)
運命のおでん やなせたかし(漫画家)
母のキムチ 道浦母都子(歌人)
飢餓と屈辱 古川 薫(作家)
フナの甘露煮と納豆 増田れい子(ジャーナリスト)
サハリンのいちご 吉武輝子(評論家)
クジラやコロッケが御馳走だった 川本三郎(評論家)
憧れのごちそう 岩橋邦枝(作家)
母の団子汁 松下竜一(ノンフィクション作家)
ソーメン 池内 紀(ドイツ文学者)
仲間と食べた“さくら鍋” 石川文洋(報道写真家)
ばっばの握り飯 今井美沙子(ノンフィクション作家)
イワシとメダカ 高橋順子(詩人)
やさしいアイスクリーム 鎌田 慧(ノンフィクション作家)
スパム・アンド・ライス 片岡義男(作家)
記憶に残る「食の場面」 倉嶋 厚(気象エッセイスト)
「生活」が変わったあの時期に……高度経済成長前後を挟んで
(昭和三○年〜四○年)
卵とマーガリンの頃 村田喜代子(作家)
パンにバター 赤瀬川原平(作家)
母のいなりずし 立原えりか(童話作家)
子牛と別れた日に 岡村 隆(『望星』編集長)
おにぎりと台風 下重暁子(作家)
友と囲んだ牛鍋 宝井馬琴(講談師)
ブリと菊酒 佐々木久子(随筆家)
うなだれ定食 山下惣一(農民作家)
美味しくて懐かしい味 なぎら健壱(フォーク歌手)
山奥の村で 熊井明子(エッセイスト)
贅沢な記憶 村松友視(作家)
富士山のつもろこし  中沢けい(作家)
豊かな国の「表」と「裏」で……「食うには困らぬ時代」だったが……
(昭和四○年〜六四年)
池袋の原宿ドッグ 泉 麻人(コラムニスト)
はじめはフランスパン 高橋洋子(女優・作家)
ほうれん草と馬鈴薯 林えいだい(ノンフィクション作家)
普天間警察署の弁当 佐木隆三(作家)
そばと恩師の教え 大浦みずき(女優)
母の手料理 出久根達郎(作家)
甘露のおにぎり 玄侑宗久(作家・僧侶)
バンシロー 高山文彦(ノンフィクション作家)
原始の蕎麦 平出 隆(詩人)
商人の優先順位  ねじめ正一(詩人)
猫の缶詰 三遊亭圓窓(落語家)
されど、母の味 森ミドリ(音楽家)
似合う姿  神津カンナ(作家)
十四年目の野菜ショック 宮迫千鶴(画家)
正しい氷水  南 伸坊(イラストレーター)
わが胃の自己主張 むのたけじ(ジャーナリスト)
忘れられない“異文化の味”……食の世界の広がりを知って
サゴ椰子の味 大石芳野(写真家)
カイバル峠の羊肉バーベキュー 吉田ルイ子(フォトジャーナリスト)
飢餓の島で 田島征三(絵本作家)
鰐と駝鳥と結婚と 白石かずこ(詩人)
冷凍白身魚の鉋屑 米原万里(エッセイスト)
よその家の御馳走 絲山秋子(作家)
南海の孤島で想う  工藤美代子(ノンフィクション作家)
◆あとがき

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