大学を出るときは、僧侶になろうとは思っていませんでした。ただ、仏教・禅をはじめ、その他の宗教にはとても興味を持っていました。家がお寺だったため、家を継ぐことには抵抗がありました。しかし、いろいろな宗教を訪ねて行くうちに、禅が魅力的に思えてきました。禅が一番広いと思ったのです。禅寺は世襲ではないので、継ぎなさいとは言われませんでしたが、無言のプレッシャーはやはり感じていました。そのプレッシャーに反発するためにいろいろ勉強し始めたのだと思います。特に、他の宗教に出入りするというのは物凄い反抗だったと思います。しかし、親はそれを黙認していました。それは、たいしたものだと思います。