さまざまな葬送方法が考えられるようになり、確かに今、お葬式の在り方は大きな変わり目にきていると思います。でもまず、「あなたらしいお葬式」を考えるなら、お坊さんと仲よくなってみるのが近道だと思うのです。キリスト教で結婚式を挙げる人は教会に通って洗礼を受けますが、まぁ、あんな感じです。お寺は敷居が高いと思っている人もいるでしょうか、決してそんなことはありません。菩提寺が遠くにあるなら、住居の近くで、同じ宗派のお寺を紹介してもらうこともできます。
うちの檀家さんの中には、「戒名を自分で作ったんだけど、法則があるだろうから見てもらえますか」と持ってくる人もいますし、「戒名にこの字を入れてほしい」と希望する人も多くいます。ふだんからそういうつきあいをしていれば、僧侶自身も、その人らしいお葬式を考えることができる。遺族が僧侶に気軽に相談でき、葬儀社も一緒になって考えられるお葬式ができれば、いちばんいいのではないでしょうか。